2012年3月21日水曜日

うんこ花火

ほぼ毎年、板橋・戸田の花火大会に行っています。



以下、何年か前の花火大会の事。



みんなで飲めや食えや花火見ろやをしていたら、
当然のごとくトイレに行きたくなります。

ましてやトイレの近い私の事。

(あ、トイレ行きたい)
と思ってから行動したのでは絶対間に合いません。

なぜなら花火大会用に設置された仮説トイレには常に長蛇の列。

列に並んでから用を済ませ、席に戻るまで30分くらいはかかる。

(そろそろ行きたくなるかも知れない)
くらいの段階で席を立たねばなりません。

こんな所で何度も何度もトイレに行っていたら大変なので、花火の時は私は飲む量をなるべく押さえています。

それでもトイレには行きたくなるのが頻尿野郎の悲しい所。



で、花火大会後半でトイレに立った時。



トイレは、男性小用、男性大用、女性用、と3種類に分かれており、男が女性用を使う事はまずないが、後半、女性は構わず男性大用も使っていた。

自分もその時はおっきめのがしたかったので、男性大用に並んでいました。

女の人がちゃんと女性用に並んでいれば、もっと早くトイレにたどり着けるのに…

とか思いながら順番を待つ。



そしてやっと自分の番が来て、トイレに入る。

そこで私が目にしたモノは…。



便器すれすれまでうずたかく積もったうんこの山だった。

おそらく地面の下1メートル(もっとか?)くらいは穴が空いており、そこに排泄物を溜める仕組みになっているのだろうが、花火大会の観客数がハンパじゃないため、後半には便器の穴付近まで積み上がって来てしまったのだろう。

「まじかよ…!」
と思わずつぶやいてしまった。

しかし躊躇している余裕はなかったので、その山の頂上にて特大のお花を摘んでやりました。

そしてケツを拭いたトイレットペーパーを、うんこの山の端の空間から下に投げ込んだ。

自分のうんこを拭いた紙なんて見られるのはなんだか恥ずかしい。



しかし、ここで新たな問題が勃発した。

じゃあうんこは見られてもいいのか?



私の後ろに並んでいるのが男だったら気にしなかっただろう。

そう、私の次にトイレに入ろうと待ち構えていたのは、うら若き乙女ちゃんだったのだ。

このままトイレを出たら、その乙女ちゃんに
「まあ、さっきの男ったら、顔に似合わずこんなうんこをするのね!エ臭レント!」
ってなるよね!

逆の立場だったらどんなに良かった事か…!(変態)



しばし悩んだあげく、私が出した結論。

うんこ山の頂上に、そっとひと切れのトイレットペーパーを被せ、伏し目がちにトイレを後にしました。



私の恥じらいを、乙女ちゃんはわかってくれたであろうか。




ある夏の切ない想い出でした。

4 件のコメント:

  1. はにかみやのはにぃ2012年3月21日 21:17

    ご愁傷さまです。…(^^;ゞ

    においはどーだったのかにゃ?

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    1. はにぃ様

      うんこ山のビジュアルに衝撃を受けすぎて、ニオイは特に気になりませんでした。(*´ェ`*)

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  2. 子供のころ入院していた時、トイレでみごとなモノを見たことが今でも忘れられません。
    普通のトイレよりこのトイレの便器が小さいのか?!と思うほどの…今度お会いした時
    どれくらいだったか手で表現してさし上げましょう~~~。

    しかしドアを開けた時の衝撃はすごかったでしょうね。
    次に入った子も一瞬「わ!」ってなっても案外普通にしてたと思いますよ。
    女子はそんなものです。(私だけ?)

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  3. AikoA様

    その特大のモノは、立派すぎて流れなかったのか、流すのがもったいないと思って残してあったのか…。
    謎は深まるばかりですね!

    女子はそんなものですか!
    自分はかなり動揺しました。
    汚いトイレで用を足さなければいけない時って、かなりブルーになります。
    あ、潔癖性だからか。

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