2012年8月17日金曜日

FIFA

FIFA (Fédération Internationale de Football Association)

国際サッカー連盟の事である。



以前、妻が私に帽子を買ってきてくれた。

「安かったから」

と言って差し出されたその帽子。

前面に大きく

「FIFA」

と書かれていた。



DSCF5864


私はFIFAどころか、サッカーにもさほど興味は無い。

まあ、そんな事を気にする性格ではないので、私はその帽子を使用していた。



それを見た友人達から、

「サッカーチームとかの帽子ならわかるけど、
FIFAってなんだよ。」

と度々からかわれていた。

私はそれに

「俺はFIFAを愛してるんだよ。」

と返していた。

そうやって、みんなにいじられているという事を笑い話にして、妻にも話していた。



すると先日妻が、今度はなんとFIFAのロゴの入ったバッグを買ってきたのだ。

DSCF5863


第一声はやはり

「安かったから」

だった。

まあ、大きくて使いやすそうなバッグなので、ありがたく使わせてもらうけど。

しかしなぜ、敢えてFIFA?

いったい妻は私をどうしたいのか…。



私の持ち物が全てFIFAブランドで固められるのも、そう遠い話ではないのかも知れない…。


2012年8月3日金曜日

見栄晴

三菱東京UFJ銀行にて、新規口座を作る手続きをした。

書類を記入し、窓口に渡す。

免許証を提示したり署名をしたり、さまざま説明を受ける。

そして開設時に入金が必要になるとの事。
1円からでOKだそうだ。

現在、私の懐具合はかなり寂しい。
しかし、そこで「1円」というのはなんとなく恥ずかしい気がした。

精一杯見栄を張って
「じゃあ100円で。」
と言い、財布を開く。

しかし、財布の中にあったのは10円玉数枚、1円玉数枚と、500円玉が1枚だった。

今さら
「やっぱり1円」
とか
「10円に変更で」
なんて言えない。

ましてや
「400円おつり下さい」
などと言い放つのは34歳のプライドが許さない。

涼しい顔をして
「100円なかったんで500円でお願いします。」
と大人の余裕を見せつけ、全財産のほとんどを入金してやった。


また、つまらない見栄を張ってしまいました。